こんにちは。内田です☺
もうすぐ10月。 度重なる台風の襲来、雨ばかりの9月…。
今年の冬はいったいどんな冬になるのか…と案じていますが、毎年のように「暖冬」といいながら、やっぱり冬になると「寒いよ!」と思っているのは、私だけでしょうか?!
ヒートショック事故の地域別統計
意外かもしれませんが、「高齢者の浴槽内での溺死率の高い(低い)都道府県」で、高い地域の第1位は福岡県で、雪国の新潟県や東北の秋田県や山形県の約2倍の事故が起こっています。逆にいちばん少ないのは宮崎県、その次に少ないのが北国「北海道」です!(※表-3)
寒い地域の住宅ほど暖房設備が整っている!
寒い地域で比較的事故が少ない原因として考えられることは、寒冷地住宅の暖房環境はかなり整備されていて、家中どの部屋もどの場所も、ある程度の温度に保たれているということです。
寒冷地では、例えばお風呂のボイラーが家の中にあって、その周辺やパイプの通っているところがとても暖かかったり、セントラルヒーティングで家全体を暖めていたり、浴室の換気扇も屋外側にシャッターのようなものが付いていて風が入らないようになっていたり、家の造り方自体にきちんと寒さ対策が取り入れられているのですね。
それと比較すると一般的な地域では、特に築年数が数十年以上の古い住宅では壁や屋根の「断熱材」が十分でない、もしくは劣化により断熱効果が落ちている場合があったり、また浴室の壁面上部に「細長い通気口」が付いていて、それもただ開口してあるだけで風が常に入ってくる、などという場合もあります。
これでは冬のお風呂は寒くて仕方がないですよね…(;_:) というより、もはや危険!!です。 そのため、前述の統計では、日本でヒートショック事故がない都道府県はなく、沖縄県でもその事故が報告されています。
もちろん持病をお持ちの方が急にお風呂で倒れるというケースもその数に含まれますので、住環境だけを改善すればいいということにはなりませんが、少なくとも「家の中の温度差が小さいほどリスクが減る」ということは言えそうです。
家の中の「温度のバリアフリー化」のためにできること
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「家全体の温度差の軽減」=「温度のバリアフリー」という意味では、浴室の暖房をお取付けいただく際に、是非こちらもご一緒にご検討いただければと思います(^^)/
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