すみーくの内田です。 いよいよ今年も浴室暖房乾燥機のシーズンになってきました。 最近は、みなさまホームページをとてもよくご覧くださっていて、ご質問がとても“専門的”でびっくりしています。もっと勉強して、いつでもすべての疑問にお答えできるようにがんばります!
ページの中でも閲覧率トップを走っているのが「1分でわかるチェックシート」です。やはり自宅の浴室に付くのかどうか、何を選べばいいのか、みなさまがいちばんはじめに疑問に思うところだと思います。
●1分でわかる 浴室暖房乾燥機 オンライン見積り
http://www.yokusitudanbou.com/fs/sumiiku/c/q1
チェックの結果が残念ながら「えっ!換気扇のところには付かないかも!?」となった場合…。
ここからが悩みどころとなります。もちろん、お電話でご相談いただければできる限りご要望に添えるご提案をさせていただきますが、このページがご検討のお役に立てば幸いです。
「換気連動型」にするか、「涼風暖房機」がいいのか…
浴室暖房乾燥機を設置するためには、当然ながら機械本体の大きさプラス最低2~3㎝の「スペース=真っ平な平面」が必要です。
壁面の場合、既存換気扇の下に照明器具があったり、下に窓があって窓から天井まで30㎝以下しかない、などという場合、その場所への設置は不可となります。
天井の場合、天井がドーム型で平面スペースが足りない、また換気扇が壁面に近く、その真下に照明がある、という場合にも、設置は不可です。
お問合せの中には 「下の窓にはみ出してもいいので付けてほしい」 「段差のあるところに木材を挟めば平らに付けられると思う」 というある意味「そこまで考えていただいて申し訳ない…」と思うご依頼もあるのですが、残念ながらそういった造作的な設置はできかねます。
浴室という特殊な場所でお使いいただく機械ですから、何より優先させることは「安全性」です。ご理解いただければ幸いです。
でもご安心ください。今まではその時点で「じゃあ仕方ない…」と設置をあきらめていた方に、当社では2通りのご提案をさせていただいております!
提案その1 既存換気扇連動型 BF-961RGC ¥98,000(税込)
http://www.yokusitudanbou.com/fs/sumiiku/BF-961RGC 本体サイズ:525×204×130
上の画像では奥にある天井換気扇の下に照明器具が付いていますね。これが障害物(暖房時の熱の影響で安全が確保できない)になって天井用暖房乾燥機の設置が難しい例です。
「連動型」は既存換気扇の配線を天井裏で分岐させ、BF-961RGC本体と接続して連動させます。
元の換気扇のスイッチは使わなくなり、新しいリモコンで「換気」を押すと既存換気扇が作動する、というタイプです。「乾燥」の場合は961RGC本体の暖房機能と元々あった換気扇が同時に作動します。
乾燥モードには「風乾燥」や「節電乾燥」もありますので、洗濯物を乾かすためにも利用したい!という方にはとてもおススメの機種です。
また「入浴暖房」という機能では入浴中の温風を微風に抑えて気化熱を防ぎ、ポカポカとお日さまにあたっているような暖かさを実感していただけます。
ただし、換気の能力は既存換気扇のものを利用しますので、10年以上お使いの換気扇で音がうるさくなっている、換気能力が落ちているなどの場合は「連動」させることはあまりおすすめではありません。
また換気扇が「故障」している場合は、連動させることができません。
併せて、将来的に既存換気扇が故障した場合は、お客様ご自身で換気扇の交換をしていただく必要があります。(※ご自宅の既存換気扇は保証対象外)
可能性のある追加工事費としては、既存換気扇の配線容量が不足している場合などは「専用回線工事費(10mまで)」¥12,960(税込)がかかる場合があります。
機能は「換気」「乾燥」「風乾燥」「節電乾燥」「涼風」「暖房」となります。(ランドリーパイププレゼント付き。)
提案その2 涼風暖房機(浴室用) SDG-1200GBM ¥81,000(税込)
http://www.yokusitudanbou.com/fs/sumiiku/SDG-1200GB 本体サイズ:525×204×130
この機種は、既存換気扇とは関連せずに単体で壁面にお取付いただけるタイプです。
配線のない所に設置しますが、配電盤から10mまでの配線工事費は価格に含まれています。そのため、追加工事費のかかる可能性が比較的少ない機種でもあります。
グラファイトヒーター搭載・人感センサー付きで1200Wと600Wの切替えという能力は他のグラファイト式の暖房機とまったく同様です。
機能は「涼風」と「暖房」のシンプルなものになりますので、洗濯物の乾燥にはあまり利用しないという方には、こちらの機種も選択肢のひとつになります。(乾燥機能がないためランドリーパイプのプレゼントはございません。)
ただし、1点お伝えしておきたいことは、暖房機能の中に「入浴暖房」がないため、入浴中の温風がやや気になる可能性があるということです。
※入浴暖房とは、温風をごく微風に抑えて気化熱を防ぎ、風による寒さを軽減する機能です。
在来工法のタイル貼りの浴室や広めの浴室、とにかく少しでも暖かい方が良い!という場合で、なおかつ換気扇が正常な場合には、やはりBF-961RGC換気扇連動型をおすすめします。
いかがでしょうか。
ポイント1 換気扇を活かすかどうか
ポイント2 換気扇は正常に作動しているかどうか
ポイント3 乾燥機能を重視するかどうか
ポイント4 少しでも暖かい機種を希望するかどうか
というあたりが、「既存換気扇連動型」なのか「涼風暖房機」なのかの分かれ道になってきますね。
それでも「迷う…”(-“”-)”」という場合は、ぜひお気軽に内田までご相談ください。ご一緒にベストな方法を考えさせていただきます☺ ご連絡お待ちしております。