すみーく内田
「浴室暖房乾燥機が故障…!
家電量販店で見積りをしてもらったら暖房機本体以外の「工事費」が意外と高かったので、まずはネットで調べてみた。
できればなるべく安く交換したいし、ネットで本体だけ購入してDIYは得意だから自分で付けよう!」
…と考えている方に、購入前に注意してほしいことを今回はお伝えしていきます。(※電気式から電気式の交換)
浴室暖房乾燥機の交換を自分でするには電気工事士の資格が必要です
浴室暖房乾燥機は、浴室という水のある特殊な環境で使うものです。
「水と電気」と聞くと、漏電というイメージもあるのではないでしょうか。
製造メーカーでは、もちろん漏電や発火が起こらないような設計を元に機械を作っていますので、機械自体にそういった危険性はまずありません。
ではなぜ、自分で付けられないのでしょうか。
まず、浴室暖房乾燥機には必ず「電気配線」が接続されていますが、配線の先にプラグがついていてコンセントに差し込まれているのではなく、ブレーカーからの配線が直接本体につながれています。
その配線を、新しく設置する機械の本体にまた接続し直すのですが、万が一正常に取付けができていなかったり、電圧(100Vか200Vかなど)を間違えてしまったりすると、重大な事故につながる可能性もあります。
下記はキッチン・バス工業会の「電気式浴室換気乾燥暖房機啓発委員会」のホームページの内容を引用させていただいたものです。
電気工事の不備以外にも、こんな問題が起こるかもしれません
本体の設置についても、天井タイプの場合には、既存のものと新しいものの外寸サイズが違う時には天井の開口サイズを広げる必要があったり、専用のプレートで天井の隙間を埋める必要がある場合もあります。
万が一正しく設置されないと、天井材がひび割れしたり、隙間がある箇所から湿気が入り込んでご自宅の構造部分にカビが発生したり木材が腐ってしまうなど、やはり重大な問題が起こる可能性があります。
また、天井設置の場合は天井材の厚みによって「補強材」を入れる必要がありますが、その取付けが不完全だと暖房乾燥機本体の重さによって、時間の経過とともに天井がゆがんでしまうこともあります。
一度取付けをすると10~15年以上も使うことになる浴室暖房乾燥機、まして、浴室という水のある場所で安全に使用するためには、やはり専門の業者に依頼することが大切です。
浴室暖房乾燥機の交換なら専門店のすみーくにおまかせを
浴室暖房乾燥機の日本国内での普及率はまだあまり高くないため、エアコンなどと違って専門に取り扱っている会社や業者はごく限られてきます。
大都市以外の地域になると、取扱い自体がなかったり、電気屋さんを呼んでも取付け方法がわからなかったり、ということも実際に起こっています。
実は浴室暖房乾燥機にはさまざまなメーカーの多様な機種があるため、後継機種の選定が意外と難しく、取付け方法も違うので、実際に交換をするためにはより高い専門知識が必要になってくるのです。
専門店なのでどんな機種からも交換が可能
下記は、浴室暖房乾燥機の機種を一覧にしたものです。
天井上に中間ファンが付いている機種などを入れると実はもっと細かい分別になりますが、いずれにしてもたくさんの種類があることがお分かりいただけると思います。
すみーくでは、ガス式の機種の取扱いはありませんが、ガス式から電気式への交換対応は可能なので、ほぼすべてのケースで交換ができるということになります。
価格面でも安心です☺
すみーくでご案内している価格は、すべて「標準工事費込み」です。
商品ページはこちら http://www.yokusitudanbou.com/fs/sumiiku/BF-261RGA
標準工事の内容は下記です。
・既存の暖房乾燥機の取り外し
・開口サイズ調整(天井用)※必要な場合
・天井補強(天井用)※必要な場合
・ダクト接続(天井用)・配線接続
・本体取付け
通常の見積りでは上記の項目などが別々に計上されている場合が多いと思います。他にも「出張費」や「駐車場代」などの経費が加算される場合もあります。
つまりチラシやネット広告を見て「安い!」と思っても、実際にはその価格では取付けできない場合が多いということになります。
「本体+取付け」以外のサービスも要チェックです
すみーくでは取付けをするだけでなく、その後のサービスも充実しています。
・その① 洗濯物を干す「ランドリーパイプ」を取付けまで含めて無料でプレゼント
・その② 「長期5年保証」にお客様のご負担なしで加入します。
すみーくの取付け業者はもちろん電気工事士の資格あり
冒頭でお伝えしたように、業界の決まりとして浴室暖房乾燥機は電気工事士の免許を持った者が取付けをすることになっています。
すみーくの担当者は資格を持っていることはもちろんですが、日本全国で「同価格」「標準工事内容の統一」「地域差のない工事品質」「追加工事の内容と価格の統一」などを徹底するために、規定の研修を受けなければなりません。
研修は工事の元請け責任会社である㈱昭和電気産業が行い、テストに合格した事業者のみにIDカードを発行しています。これがすみーくの工事担当者が浴室暖房乾燥機の設置のプロフェッショナルである証です。
そのため、他社で依頼したが設置が困難で断られてしまったケースや、事例がなくて取付けができないといったケースでも、弊社ではだいたいの場合でお取付けをさせていただいております。(※建物の構造上の問題で設置不可能、もしくは高額な費用がかかる場合もあります)
おまけ:脱衣所の涼風暖房機なら資格なしでもOK
※商品ページはこちら http://www.yokusitudanbou.com/fs/sumiiku/SDG-1200GS
こちらの機種は、ブレーカーからの直接配線ではなく本体に配線が付いていてその先にプラグがあり、それをコンセントに入れれば電源が取れます。(コンセントの容量が足りない場合は別途増設をする必要があります)
通常の居住部分で使用するタイプの暖房機なので、設置するために資格は必要ありません。種別としては床置きの暖房機と同様で、それを壁面に固定するという考え方です。
ただ、やはり安全面を考えると、設置面周辺に可燃物がないかどうか、壁面の強度は大丈夫かなどのチェックは必要になりますので、少しでも不安があれば専門の担当者に付けてもらうことをおすすめします!
まとめ
DIYの得意な方にとっては、工事費がもったいない!というのは当然だと思います。
浴室暖房乾燥機は、実は一部のガス機器など同様に「特定保守製品」といって、長期間使用するにあたって安全性を確保する必要がある製品です。
ガス給湯器をご自身で付けるのと同じくらいの「危険性」が伴いかねませんので、設置はぜひ専門の業者にお任せください。